下山ダニーロの気まぐれ日記

95年生まれサラリーマンの日記です。

リアクション「ああそうですか」について

 僕が信頼できると感じる人に「ああそうですか」という受け答えを用いる人が少なくないことを最近感じました。この受け答えは、関心の無い内容や重要でない会話を目上の人としている際に用い、変にポジティブな反応をせず等身大で会話するというニュアンスが込められています。

 目上の人に対して等身大で反応するということはとても大事で、一般的には、目上の人との会話での反応としては、程度の違いはあれど関心が無い話題でも関心を持っている態度を示し「そうなんですね!」といったリアクションを取ると思います。しかしながら「ああそうですか」を用いた場合には話題に関心を持っている態度には見えません。つまり「ああそうですか」を用いる人が関心のあるリアクションを取った場合は、下心の無いものであり、信頼できます。

 この「ああそうですか」は仕事や営業の場面には向かないように思われるかもしれませんが、実は向いていると私は考えます。例えば、クライアントがいち早く事実を集め結論に辿り着きたい場合等では、毎回良いリアクションをされて話を膨らまされていては、中々結論に辿り着けず相手のリアクションに対し信頼ができなくなります。したがって、こういった場合は必要な内容にだけ良いリアクションをしてくれる相手が、より信頼されます。

 僕もつい相手に良い印象を持たれようと良いリアクションやポジティブな態度を取ってしまうことがあるため「ああそうですか」のように不要な場面でのポジティブな態度は避け、信用しやすい会話のできる人間を目指そうと思います。ではまた。