下山ダニーロの気まぐれ日記

95年生まれサラリーマンの日記です。

老いとの向き合い方 ~27歳時点~

 私事ですが、僕は現在社会人サッカーのチームに所属しています。毎週末活動に参加していて、平日も最低1日は走り込み等するようにし、身体の維持に努めています。しかしながら、26歳の後半あたりから少しずつ身体のキレが落ちていることを実感し始めました。

 26歳で衰えを感じるのは少々早いように思われるかもしれませんが、プロサッカー選手でもほとんどの人が30代前半で衰え始めるので、週2~3回しか運動していない僕が26歳で衰えを感じるのは仕方がないことです。

 こうした時まず思い浮かぶのは、サッカーの代わりとなる新たな趣味を見つけることです。サッカーを辞め新たな趣味を見つけることができれば、今まで通り楽しい趣味の時間を過ごすことができるかもしれません。生涯できる趣味であればより一層です。

 しかし僕は、それでは老いから逃げているように感じてならないのです。老いを感じたら手放して次へ行くという選択だけをしていると、いずれ必ず来る、老いの終着点である死に直面した際に、とてつもなく絶望してしまうのではないかと思うのです。

 老いを楽しむ経験を多く積んでいれば、余命宣告をされても、絶望よりも限られた時間と能力の中で残りの人生を楽しむ方法を模索する思考でいられるのではないかと考えます。

 なので僕は、サッカーをしていることで初めて感じることができた老いを、しばらく楽しんでみようと思います。身体能力に頼ったプレーを減らしてパスを増やすなどし、その時点の身体能力でできる最良のプレースタイルを模索していこうと思います。

 これは贅沢なことで、サッカーを生業としていたら楽しむ余裕など生まれなかっただろうと思います。(一生お金に困らないレベルの成功を収めていれば話は別ですが)

 そして、老いを楽しみつつ、次の趣味は見つけようと思います。サッカーより楽しい趣味を見つけた時、サッカーとは一区切りつけます。老いたから辞めるのではなく、より楽しいものを見つけたから辞めるのです。

 趣味にしたいことは多くあり、ぱっと思いつくだけでもボウリング、ダーツ、絵、楽器等が思い浮かびます。楽しみです。全部できなくても良いので、時間の許す限りは創意工夫しながら楽しんでいきたいと思います。

 数年後この価値観がどう変化しているかはわかりませんが、27歳時点の僕の老いに対する価値観は以上です。ではまた。