下山ダニーロの気まぐれ日記

95年生まれサラリーマンの日記です。

つまらない人間

 僕は他人といる時に、しばしばつまらないことしか言えなくなってしまいます。今までの交友関係や周囲からの評価を基にすれば、一定のコミュニケーション能力やユーモアは持ち合わせていると考えられるものの、友達とお酒を飲んでいる時や遊んでいる時など、比較的大人数でいる時にそれはよく起きます。(特にお酒を飲むと起きやすい)
 理由を考えると、自分を良く(大きく)見せようとする虚栄心によるものが挙げられます。これは飲み会や遊びだけでなく仕事の時にもしばしば表れ、僕の短所の中でも致命的なものになりかねないと考えます。当然ですが、虚栄は親しい人や目上の人にほどすぐに見抜かれ、プラスに働くことは皆無に等しいです。そもそも、センスやユーモアだけで楽しい場をつくるには相当の場数が必要であり、そういった人こそセンスの中に自虐を厭わないスタンスのように思います。
 虚栄心が生まれてしまう原因としては、褒められたいという感情と嘲笑されたくないという感情が潜在的にあるためだと思われます。特に後者の感情が大きく、どうしても嫌な感情を避けようとして動いてしまい、結果的により大きな恥をかくことになります。
 考えられる対策としては、あらゆる嘲笑を想定しておくことが挙げられます。しかしこれでは、想定外の嘲笑をされた際の抜本的な対策になっていない上に、億劫になり行動を起こしにくくなるという欠点があります。(物事のリスクを把握するという観点では良いですが)
 そのため今回考えた対策が、この葛藤を文章に書き起こし、自分への戒めとすることです。文章にすることで、抽象的に思ったこと感じたことを具体的にすることができ、より自分自身に刺さるのではないかと考えています。また、この文章に起こすという行為は、戒めとしての機能だけでなく、その年代や時々の感情・葛藤を残しておくことにもなるので、継続的に行っていきたいです。
 そして何より、またしょうもない虚栄をしてしまったと、帰り道に一人で落ち込む回数が減ることを祈ります。